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会社の危機管理としてトイレットペーパー問題を考えてみた

 

トイレットペーパーが無くなった!

 

トイレレットペーパーがここまで無くなるって誰が予想しただろう

私は、年齢的に小学生の時にオイルショックを経験したと思うのだが実のところ、あまり記憶にない。ただ、白黒テレビ(笑)の画面で多くの人がトイレットペーパーに群がっている様子を見た記憶はある。

 

今回は、さすがにオイルショックの頃、映像で見たような取り合いは見ることはなかったが、その代わりにドラッグストアやスーパー、ホームセッターにポッカリとあいた空間を見ることになった。

 

なぜなんだ?

 

トイレットペーパーは、日本製で材料も北米で中国には依存していない!と繰り返し報道されても、安心できない。メーカーに在庫は山ほどあるって言われても多くの人は買ってしまう。

 

ただし、メーカーに在庫がある!と報道しながら、トイレットペーパーが売り切れている映像を繰り返し流すメディアの姿勢にも問題があると思いませんか!さすがに理性で「トイレットペーパーは大丈夫だ」と分かっていてもあれだけ、繰り返し報道されると「買っておこうかなー」なんて危機感が生まれて当たりまえ。

 

要は、理性と行動とは別ということ!特に男性は危険!変なプライドがあるから!トイレットぺーパーは海外に依存していない。という理屈が勝ってしまい、今、並んでも買いたいという意味が分からない。バカじゃないかとすら思ってしまう。

 

今、この時期を過ごせば店頭にトイレットペーパーは戻ってくるはず!だと達観してしまう。これに異存は無い。確かに時間がたてば解決するのかもしれない。で、結局奥様になじられてしまう結果となるのではないだろうか?!

 

並んでも買いたい!その目的は何なんだ?!

トイレットペーパーを切らしてしまうと困るという事実なんです。

 

その点、女性は素晴らしい!感情で動くことができるので理性で動かない男性より実利を得る可能性が非常に高い。その意味で女性はサバイバルに向いていると思う。本能的に自らを守る能力にたけていると思うのです。

 

ガセだと分かっていても、もし無くなってしまったら・・・という実利の面で動けるのは素晴らしい。男性のように理屈で入って余裕をこいたあげく高見の見物を決め込み、トイレットペーパーを切らしてしまう可能性が高い。

 

その時男性が口にするのは「おかしいなー」である!

 

その意味で女性の経営者は、誤った判断を起こさない可能性が高いのではないかと思うのです。要はこの一連騒動はゲーム理論で解決できるんです。

 

ゲーム理論は、究極は白黒、勝ち負け、ゼロサムゲームなんです。その意味で行くとトイレとぺーパーが無くなるはずがないという理屈に対して、もう一方は使えない場合のことを考えて入手する。

 

もし、理屈通りに調達できなければ、リスクを見て無理して購入した方は、トイレットペーパーが無くて困るという状態にはならない。それは、調達ができるようになったとしてもどちらも、トイレットいペーパーで悩むことはなくなる。

 

がしかし、もう一方の理屈で高見の見物を決め込んだ方は、トイレットペーパーが無くて、困る可能性があるということ。

 

簡単な理屈なんですが・・・実際に並んででも購入した方が勝つ可能性が高くなってしまう。私の友人は、トイレットペーパーが無くなり、ティッシュペーパーを使っていて、「これが無くなるとやばい!」と言ってました(笑)

 

ただ問題は、マスコミだと思いませんか?あれだけ無いところを報道されて「在庫はある!」「生産を海外に依存していない」と言われても買いに走るでしょ・・・

 

ということで危機管理としては、理性じゃなく目的を勘案して行動しなきゃいけないってことが分かりました。要は、理屈は分かるが無くなったらどうする?ってこと。

 

バカらしくてもリスクをつぶしていく!これ大切ですよね!