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新入社員の言葉づかいと外国社員

新入社員研修

 

世間は、コロナウィルスで何かとあわただしい状況ですが、3月と言えば卒業式や入学式・・・桜の開花!そして4月に入ると新入社員の季節ですよね

 

オフィス街には真新しいスーツを身にまとった若者が研修への行き返り纏まって歩いていたのが印象的でした。

 

木々の若葉もまぶしく!まさに春!空気感も清々しく新鮮なイメージを持てる大好きな季節でした。

 

今年は、花見宴会の自粛。卒業式や、入社式が延期になったり、無くなったりするそうで、季節の流れがいつもと違いリズムを取りにくい・・・そんな感じがします。

 

私たちの会社は、毎年定期採用で新入社員を雇用するような大企業ではありません。たまに第二新卒などの採用がある程度です。

 

最近の子は・・・などとよく言いますが、ほんとに困ることがあります。まぁ私たちも若い頃はそう言われていたと思うので仕方ないことなんですが・・・

 

一応なりとも新入社員研修を受けているわけで、何を聞いてたんだと思ってしまう。注意するのも面倒だと思い放置していると、取引先に迷惑をかけて結局は自分たちに返ってきたりするので社内研修したり、気づいたときに教えたりしています。

 

特に多いのが言葉遣いです。

何よりまずは言葉遣いから直していかなければなりません。最初、よくあるのが「え?」とか「は?」などと言う一文字の応答!理解できなかった時に使うらしいのですが幼稚な印象与えたり、相手を「ムッ・・!」させたりする効果?があり、即座に注意します。

 

ここは自宅の茶の間じゃないんだから「恐れ入ります」とか、せめて「もう一度お願いしてもいいですか」とか、やんわり聞き返すってことを覚えてもらいます。

 

学校では習わないので仕方ないのですが、家庭でも注意を受けないのかと思ってしまいます。これがお里が知れるってことですよね。

 

そして、何より大変なのは外国から来た人材です

私たちの会社には現在8名の外国人がいます。しかも全員、出身国が違います。国ごとにいろいろな習慣や思いがあって、指導を行てもなかなか理解しようとしない人物もいます。

 

外国人社員

パキスタンから来た女の子は、イスラム教で決まった時間になるとちっさな絨毯を引いたと思うとメッカの方向目指してお祈りを行いだしたり、ラマダンだからと食事をしないでフラフラになってたりと、端から見ると超面白いのですが、中にいると大変です。

 

その他にも、ベトナム、タイ、スリランカ、台湾、韓国、中国、ミャンマーの個性豊かな人材が私を悩ませます。

 

よく意思疎通は、何語?って聞かれますが「日本語です」と答えます。全員が理解できる言語が日本語だからです。ただ敬語は難しいようで丁寧に言い過ぎて意味が分からなくなることも(笑)

 

色々問題ありますが、皆さん母国語以外に日本語、英語ができるなど凄い子たちです。日本語能力検定というのがあるのですがN1~N2とビジネスレベルです。本当にそれ素直に素晴らしいと思います。

 

最近、日本の男子大学生は、海外留学を希望しない子が多いと聞きました。留学希望者の70%が女性だそうです。女性は、自立心や興味欲求が高くて一人でも、どんどん海外に飛び出しているのに・・・男性は保守的でダメですね。仲間とつるんでばかりで内弁慶です。

 

海外から来てる人材は、みんな独自で来ています。遠く故郷を離れて自分と家族の期待のために頑張っています。

 

負けたくない!と言う思いをすごく感じ折ることがあり、それが邪魔して指導しにくいこともありますが、それぐらいの気持ちが無いと見知らむ外国で一人働けるものではありません。でも意を尽くして説明し、理解すると彼らは非常に素直に従うようになります。

 

春という季節、新入社員、研修、指導。そして海外の人材へと思いをはせた次第です!