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60歳のおやじが教えるテニス上達のヒント 10 (フォアボレー)

テニス フォアボレー


 

ここまで、フォアハンドストローク、そしてバックハンドストロークについて

書いてきました。今日はボレーについて書こうと思います。

 

これまでのストロークとは違ってスイングはありません。

ボレーは、タッチ!そう、ボレーは、タッチが良いと表現します。

 

> タッチ=さわる、触れる、手触り、感触(広辞苑

 

言葉の意味から見てもボレーには、動きの要素が乏しいことを理解してください。

フォアハンドやバックハンドがラケットを振り回すため、ボレーも振るものだと

誤解されている方を多く見かけます。

 

ではフォアボレーから!

 

ポイントは、フォアボレーは「スイングしたら負け!」と覚えてください。

一番わかりやすいのキャッチボールです。右手にグローブをはめてキャッチボールを

しているところを想像してください。実際にしてもOKですよ。

 

さあ、相手がこちらへボールを投げてきました。

あなたは、グローブでそれをキャッチします。

 

その時、グローブを振り回してボールをキャッチするでしょうか。

グローブを構えてボールが飛んできて、グローブに入るのを待っているはずです。

 

その意味ではタッチじゃなくキャッチですね!

ボレーは、ボールをキャチするそれだけです。

 

大切なことは「待つ!」ボールがグーローブに収まるまで待つのです。

ではグローブをラケットに変えてみましょう。

 

はっきり言って棒立ちでもOKです。

ネットの前で相手が放ったショットに対してラケットをその進路に出して

待つだけでよいのです。当てるだけの意識でOK。

 

強く打ってやろうとか!スライスをかけてやろうとか。

それはまだ先です。事実アメリカのマッケンローってご存知でしょうか?

 

ボレーの天才と言われていますが棒立ちで不通にラケットとにボールを

当てるだけのショットが多かったもんです。

 

なので難しく考えすぎないでほしいのです。

 

スクールや参考書には、ボールが来る前に体を45度右にひねって左足を前に踏み出しながらヒッティングなどと書くもんですから難しくなる。バックハンドは、手の甲側なので体を右にひねる必要がありますがフォアは、前を向いても打てます。

 

ただ、グリップの関係でキャッチする動作の中で勝手にやや右にひねる動作が生まれます。右にひねってから打つのはちょっと違うと思うのです。

 

大体がネットプレーなのでボールをノーバウンドでヒットしなければなりません。そんなに余裕がないのです。45度ひねって・・・など考えず。

 

まずは飛球線上(ボールが飛んでくるであろうポイント)にラケットを出して待つことが先です。あれこれ考えるようグローブでキャッチするように!

 

待って当てることができたら後は当たる瞬間にグリップをややネット方向に出すだけ!これで上級者ぽく見えますし、事実ボールは見違えるはずです。

 

・ボレーのコツは待つ!構えたら待ってください。

 

・大切なのでもう一度、構えたら待ってください!

 

最後にグリップについて説明します。フォアボレーが簡単であることを知ってもらいたくて面倒なグリップの話を後回しにしました。

 

実のところボレーは薄いグリップが良いといわれています。

時間的余裕のないネットプレーでは、バックハンドのグリップ(薄いグリプ)で構えることで、バックボレーも、フォアボレーもスマッシュさえも打つことが可能になるため、いちいちグリップチェンジする方法より有利にプレーができるからです。

 

ただ日本のトッププロの中には、やや厚いグリップ(フォアハンドとバックハンドの中間ぐらいのグリップ)でフォアボレーをする選手もいます。

 

あなたにとって良い方法見つけましょう!

 

フォアハンドボレーのコツは待つことに尽きます。