60歳のおやじが教えるテニス上達のヒント 11(バックボレー)
フォアボレーは理解できましたか。簡単でしょ?!
グローブでキャッチするイメージを忘れないでください。自分から迎えに行かないでくださいね。
フォームに関することを書かなかったのは、書くと動けなくなる・・・
フォアボレーは簡単でした(難しく考えてほしくないので、こう書いてます)。では、バックボレーはどうなんでしょう。
バックボレーは、フォアボレーほど単純じゃないですが
やっぱり、難しく考える必要はないです。
まずはグリップ!
フォアボレーは、フォアハンドのグリップでも打てないこともありません(理想はバックハンドのグリップ)。軟式テニスのよう打てば、正面に来たボールにはめっぽう強くなりますが左右、何よりネットより下に来ると対処できなくなります。
バックボレーは、薄いバックハンドのグリップで打つ練習が必要です。
バックハンドのグリップで打つことが上達の第一歩です。
残念ですが手のひらの感覚で打てるフォアボレーのようにラケットを飛球線上に構えてキャッチボールのイメージ。ボールがグローブに入るのを待つだけでOK!とはいきません。
手の甲の側で打つため力が入りにくくなるので、少しですがスイングが必要です。
ウエイティング・ポジションから体を軽く左にひねります。ラケットだけを引くのではなく体を回します。
構えた姿勢から体を45度程度サッと回す印象です。ラケットは動いていません。これでバックスイングは完了です。
やってみましょう(イマジネーション)
ネットに向かって立っています。スプリットステップをして体を弾ませましょう。
あっ!ボールがバックハンド側に飛んできそうです。
まずは体を左にひねりながら(ラケットだけを回わすのは✖)・・・
ラケットは、そのままなので顔よりも後ろに行ってませんね!
これでバックスイングは終了。
ボールとの間合いを図って、グリップ(手の甲)をネット方向に出してください。
同時に右足をネット方向に踏み出せると更に良いです。(逆にするともっと良い)
ボールは、スイングの途中で当たります。
スイングの中にボールが当たるポイントがあります。
バックハンドボレーは、どうしても力が入らないのでスイングが必要になります。
でも注意は引きすぎないこと!コンパクトにサッと振る。
ポイントはフォアボレーのようにキャッチするのではなく、
スイングの途中で当てることです。
ラケットは、正しいグリップをしていればフェイスは軽く上を向いているはずです。このまま(この表現が響くか不明ですが・・・)空手チョップ!手刀でボールを打つイメージです。
打つ瞬間に左手を後ろに引くことで反動をつけるのも良い方法です。
色々工夫してみてください。ただし、長いスイングではなく、パシッ!と短いスイングの中に打点を見つけます。力加減は、打ち終わった後にグリップを握るイメージ。
これこそ、テニススクールが活きます!
球出しで色々やってみて自分に最適なイメージを見つけましょう
ボレーは、奥が深いです。
低い球を打つためのローボレーやその反対、ハイボレー、ワンバウンドした直後に打つ
ハーフボレーなどがありますが、いずれも今回の基本の延長線上。
フォアボレーは、振らない。待つ!
バックボレーは、体を少し回して(引きすぎない)グリップから前に小さなスイングの途中で打つ!
他のボレーは、機会があればまた記したいと思っています。