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60歳のおやじが教えるテニス上達のヒント 12 (スマッシュ)

テニス、スマッシュの打ち方

スマッシュ



今日は、ネットプレーの大技!スマッシュです。

チャンスボールをしっかり決めることができるとプレーは非常に楽になります。

 

ネットプレーに出るためには、相手のロブに警戒しなければなりません。

スマッシュに苦手意識がなければ、浅くなったボールはどんどんネットに詰めることが

でき、相手にプレッシャーを与えることが可能です。

 

でも、色々な人を見てきてスマッシュが得意な人は少数派です。

普段練習する機会が無いのも一因でしょうが、前に行けば行くほど守る範囲は

狭くなり、ポイントにつながる可能性は高くなります。

是非スマッシュをマスターしましょう

 

まず苦手意識をなくしましょう。

これはテニスにとって大敵です。バックが嫌だ、ボレーがどうも・・・と言ってると

全く前進しません。苦手でもOKなんです。苦手だからこそ、積極的に使いましょう。

その意味でテニススクールは、良いですね!

 

さて、前置きが長くなりました。

では、グリップの確認です。ネットプレーの基本は、バックハンドのグリップです。

これから説明する内容は、この薄めのグリップでないとあまり参考にならないので気を

付けてください。

 

厚いウエスタンにつかいグリップでは、ヘッドでボールを抑え込めないので

良いスマッシュは打てません。

 

では、のっけから核心を記しますね。

スマッシュの基本は、ネットに対して横向きなる。そう垂直になれと言われます。

実はこれが曲者なんです。

 

横になると目線が左右の目で変わってしまいます。

右目が後ろ、左目が前という感じで距離感がとりにくくなると私は考えました。

これではよほど練習をして感覚をつかまなくては上手く打つことができません。

 

つまり、両目が前を向くようにする。

ただし下半身は、できるネットに対して垂直ではなく斜めです。

そして、腰をひねって胸でボールを迎えるようなイメージで構えるのがコツです。

 

さて、ではやってみましょう。

相手のラケットフェイスが上を向き、ロブが上がりました。

 

さあ、すぐに右肩を斜め後方に引きながらラケットを体の前から担ぎましょう。

ポイントは、肘を下げないこと。肩と腕が平行以上になるように!

下げると打つ瞬間に肘をあげる余計な動作が入るのでスムーズに打てません。

 

そして、胸で落ちてくるボールをキャッチするようなイメージで足を使って

移動します。打たなければ胸に当たる!それでOKです。

 

構えながら胸でボールをキャッチするイメージです。

で、いまだ!と思ったらラケットを躊躇なく振り出しましょう。

スマッシュは決めるためのものです。ミスを恐れずヒットすることが大切です。

 

そして、もう一つポイント。ラケットの軌道です。

ラケットは、ヒッテング・ポイントからフェイスを直線的にコートに向けて引き下ろす

ようなイメージで体ごと下ろすように打ってください。

どちらかというと下にたたきつけるようなイメージでOKです。

 

整理しましょう

1)体はネットに対して90度垂直にならないこと。45度程度でOK

2)上半身は胸をネットに向ける

3)胸でボールを受けるように移動する

4)ラケットは、肘を下げない肩のライン以上

5)打つときのイメージはフェイスを下に直線的に下ろす感じ

 

これでOK!

一番大切なのは、胸にボールを当てるようなイメージで構えること。

自信をもってネットに出られますように!