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60歳のおやじが教えるテニス上達のヒント 5 (ラケットの思い出)

 

テニス ラケット

 

前回、オヤジ的なイースタン・グリップ!そう握手するように握る

昔のスタンダードです。

 

水平スイングなので

 

ラケットの面に掌を付けてグリップまで引き寄せて握手するように

握るこのグリップがこの時代では、スタンダードだったんですよ。

 

本当に水平に引いて水平に振る!これが基本でしたからねー

今とは天と地ほども違う理屈です。

 

でもこれって昔の木製のラケットでは仕方なかったですね。

ラケットの性能上、効率的な振り!だったんですね。

 

それが、忘れもしないヨネックスの薄いグリーンのメタル製のラケットや

何といってもヤマハのカーボンや、川崎のルーラーとかグラファイトが出始めても

まだまだフタバヤのハイショットとかウイングショットなどという、名器。

川崎のオールマンとか、ヨネックスのカーボネックスもよかった!

 

海外製も、もちろん木製です。

ウイルソンのプロスタッフ・シリーズや、イギリスのスラセンジャーにダンロップ

マックスフライ・・・ドネーとかね。

 

ドネーといえばボルグを思い出す。

このドネーなんてボルグの両手バックのためにグリップがすごく長くて新鮮だった。

金髪+ロン毛で、ななんと、そこにイタリアのフィラ!を着ていた。

 

カッコよかったなぁー!

ドネーはそうでもなかったけど、フィラはかっこよすぎて・・・

ほしかったけど高い!いや高すぎやろ!

今でこそ、そうでもないけどそのころのフィラは格別の高級品でした。

ジャケットのデザインにもあこがれた!

しかも今のテニスに通ずるトプスピンを厚いグリップで打ちまくってた!

ほんと規格外やったね

 

規格外???

あっ!ドネーが出たので飛ばしてしまった!

コナーズを忘れてはだめです。コナーズはウッド全盛の時代にスチールラケット

ウイルソンT2000というフレームにワイヤーを巻き付けた独特なラケットを使っていま

した。

 

コナーズのテニスも型破り!

虫よけじゃないですよ(笑)

 

セミエスタン的なグリップからフラット的なドライブをライジングでたたく!!

そして、バックも両手打ち!この時、初めて両手打ちを知りました。

衝撃でしたよ!バックハンドの両手はここで市民権を受けたんじゃないかな?

いずれにしろコナーズの超早い展開には誰もついていけない!

スピードテニスの幕開け!

 

そうそう・・今でも思い出すのは、水平スイングの代表!

オーストラリアのローズウォールとコナーズが戦ったウインブルドンの決勝!

 

ローズウォオールは、本当にキレイ!優雅な絵にかいたような流れるような

フォームで私の憧れでした。片手バックのスライスは絶品でした!美しい!

そして強かった・・・

でも、。4大大会のうち、このウインブルドンだけは優勝がなかった!

 

前日、アメリカのスミス(今でも人気のアディダスのスタンスミスはこの人が使用した

もの)とフルセットで決勝に勝ち上がり、年齢的にも最後の優勝のチャンスだった!

 

が、粉砕・・・

もう相手にならない。スピード感が違いすぎた。ライジングでフォアサイド、バックサ

イドどこからもフラット系のスピードにのった弾道で突き刺さるように帰ってくる。

凄かった・・・・ローズウォール、なすすべなくストレートで敗退。

コートに片膝ついてうなだれる彼を見るとは思わなかった。

 

テニスがこの時点から変わり始めた

で、このコナーズを破ったのがボルグ!幾多の名勝負を繰り返しながら

最初こそコナーズが勝っていたけど最後の方はボルグが勝ち越してたと思います。

 

で、そこに台頭してきたのが悪童マッケンロー!

ウイルソンのジャッククレマーオートグラフっていうシャフトに菱形の模様が入った木

製のラケットで、天才的な感覚でテニスをするんですね。

なんでもかんでも前に詰めてくる。天才的なタッチのボレーは、異感覚??

まねできない・・

 

あとレンドルとか・・・ああ・・・この辺でやめます。

 

ラケットの話がいつの間にかプレーヤーの話になってしまい。

一人で盛り上がってしまった。

ということで、書こうとしたグリップの追加の話は、また次回!