60歳のおやじが教えるテニス上達のヒント 9 (バックハンド・グリップ)
こんにちは!
昨日は、フォアハンドのスイングを記しました。
家族に読んでもらうと「分からん・・」と言われました。そうですよね(涙)
確かに文章だけではわかりずらいですかね。
でもね、例えばテニスの参考書や雑誌のような分解写真を見て、テイクバックからバッ
クスイング、フォワードスイング、ヒッティングポイント、フォロースルーなんていち
いち説明してたら、逆にわからんと思います。
スイングは一連の流れです。
その一瞬一瞬を解説しても流れが止まり、けして上手くいかないと思っています。
ポイントは、ヒッティングポイントをいかに再現、作るかです!
分かりにくいと思いますが、ラケットを持ちながら文字を追いイメージして欲しいので
す。イメージはすごく大切!なのででんでん太鼓を忘れないでください。
さて、前置きが長くなりました。
今回は、バックハンドですが、まずは、グリップの説明から行きましょう。
そうそう!その前に・・・
私はオヤジなのでシングルハンドです。
シングルハンドの利点はリーチの長さ。Wハンドはどうしても走る距離が長くなります。親父にとってはいかに楽できるかが大切。ということで独断ですがシングルハンドのみ説明します。
シングルのバックハンドでも、昔はドライブと行ってた(笑)スピンも、スライスもフラット的な打ち方も可能です。自由自在です。なれると面白いですよ。
ただグリップは、スピンとスライスでは、やや違います。
1)まずはスピンから。
私は、親指と人刺し指でできるV字がグリップを上から見た4つの線の
一番、左まで回します。親指の右の腹で押すように持っています。
何より重要なのが手首の角度。すごく大切です。
まずは、実際に構えてヒッティングポイントを作ってみましょう。
一番力が入るところ、ネットに向かって踏み出した右足の更に前になりませんか?
ラケットのフェイスは、地面と垂直になるようしてください。
この時に違和感なくグリップできてボールの衝撃に負けないようにできてればばOK。しっかりボールをとらえられれば大丈夫です。
で、この時。腕は右御斜め前に出ていますがラケットフェイスは、ネットに対して平行になっているはずなので、こちらから見ると150~度ぐらいの角度が付いてるはずです。この角度が絶対大切!
そして、もう一つのポイントは、右肩!
ネットにに向かって垂直90度ぐらいになってればOKです。
シングル・バックハンドの特徴はココからです。
実際にラケットを持ってもらうと分かりやすいですが、ヒッティングポイントから。
右肩を支点にしてラケットを左腰(ポケットのあたり)まで引いてください。
これでバックススイングが完了です。
次に、打ってみましょう!右肩の支点はそのまま、変わらず。体幹を意識して
軽く腰を右に切る!肩の位置はそのまま、絶対に動かさないこと。
ヒッティングポイントのグリップのまま右手の甲をネットに向けて
ボールを追いかけるように。伸ばしていきましょう。
そして右胸が張るまで伸ばし切りましょう。
右腕が右肩と平行より上に振り切ります。
スピンなのでボールをこすり上げる(持ちあげる)意識必要です。
スイングは、フォアハンドでも説明した「でんでん太鼓」腕で打つ意識ではなく
バックスイングから右肩支点(固定)で最後までスピーディーに振り切ります。
バックスイングでのラケット・フェァイスの向きなど工夫して打ち抜いてください。
スピンだからとこすりすぎると飛びません。ネット方向に押すようにこする意識が
必要です。
2)次に基本のスライス
先ほどバックハンドの位置を左腰のポケットから、右肩のあたりに変更してください。
そして、体幹重視でそのままヒッティングゾーンに向けて振るだけです。
ボールを打ちぬいてください。フォロースルは右肩より下を通ってやや上に振るイメー
ジです。フォローで右手甲が上を向いていればスライスがかかっているはずです。
右下に振りぬけば直線的な攻撃的スライスで浅めのボールになります。
やや右上に振りぬけば、相手コートの深い部分。ベースラインまで飛ばせるため
ラリーに最適です。
どうでしょうか?
言葉で説明すると面倒そうですが、右肩支点で動かさない!が一番大切ですよ。
そして、腕で打つのではなく、体で振りぬきましょう。
色々な考え方があるのですが、