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オヤジの出張記!日本(群馬県/石段の温泉 伊香保温泉)の巻

伊香保温泉

伊香保温泉 石段


 今回は、群馬県の自動車会社に機械の下見に行きました。

お連れしたのは、またまた例のタイの自動車会社下請けの社長さんです。

 

今回は、伊香保温泉です!

これで「おいしい!出張シリーズ」は、3件目ですが実は、まだまだあります。

色々なところに行ったのですが覚えていないところや、あそこはどこ?って

とこもあり。思い出すたびに書いています。

 

実は、私たちの社長が温泉が大好きで、美味しいものが大好きな方で

タイの社長様と馬が合い、仕事で日本に来られた折にお連れしています。

喜んでもらお言うと日本の旅館100選という本を購入して下見の場所に合わせて

社長が自ら予約されるのです。

 

私は、えらい方ばかりになると運転することが多くなります。

若い子たちに任すこともできず仕方ない!と言いながら喜んで参加しています。

私は、だから社長が大好きなのです。

 

でも・・・昨年お亡くなりになられました。ガンでした。

本当に寂しいです。大きな器の方だったと残念でなりません。

こうして書き始めたのは、亡くなられた社長様に対する思い出を残すことと少しでも

鎮魂になればと思った次第です。

 

イヤー湿っぽくなって申し訳ないです!

楽しいことが好きだった社長を思い出しながら、これからも思い出すたびに少しずつ

書いていければと思います。

 

さて、伊香保温泉に戻しましょう。

伊香保温泉といえばご存知でしょうか?石段の温泉と言われていて

山の斜面にお店や旅館が並んだ風情溢れる温泉街です

 

伊香保という名前は何となく聞いていたのですが、イカを思い出してしまい

こんなに山奥の温泉街だとは知りませんでした。

 

関越道の渋川伊香保ICを降りて山の方へ向かって30分も走らなかったと思います。

山の中を通ってゴルフ場を過ぎるとスグに住宅街に入ったかと思うと

スグに伊香保温泉に到着!

 

石段は?!

と思ってたのですがナビの通り走ると裏道から「岸権」という日本旅館

到着。駐車場に止めてフロントへ。

 

岸権ってなかなか無い名前ですよね?!

確か「キシゴン」と読むそうで社長に言われたときに、どっかの怪獣の名前か?と

何度も「キシゴン」ですか?と聞き返したほどでした。

 

でもすごく古くからの老舗旅館で確か戦国時代にはもうあった!と仲居さんが

教えてくれたのを覚えています。

 

施設は今やビル型の大型高級旅館です。

そのころから温泉がコンコンと湧き出ていたようですね。

 

仲居さんにお部屋へ案内いただきました。

ご案内いただいた部屋は、まあ普通の温泉旅館。良くも悪くもありませんが

たしか12畳ほどの和室だったと覚えています。

 

ただ石段というだけあって山の上にあるため、見晴らしは良かったですね。

田舎のひなびた町と遠くに山々が見えてリラックスした気分になります。

 

そうそう石段はホテルの前にありました。たしか全部で365段のはず!

「一年と同じや!」と話していたので覚えています。

 

車は裏道からくるので石段は見えません。

さっそく下駄をはいてカランコロンと石段を下ったり、登ったり。

そうなんです。岸権旅館は、石段の中腹にあります。

 

階段沿いには、土産物屋はもちろん、和菓子屋さんとか遊技場もあったはず、

風情があります。ただ、平日なので観光客は多くなく少し寂しい印象。

これはどこでもそうですが、私たちは業務に一貫で訪れるため平日なんですね。

だから観光客がいつも少ないです。

 

帰って浴衣に着かえると、温泉に。

施設が少々古いため、浴室は普通の四角なタイプで驚くようなものではなかった。

ただ、温泉が黄色の有馬温泉風に言うなら「金泉」で感動!

良いお湯でした。

 

ただし、ここは外湯があるんです。

外湯が露天風呂!旅館の裏手、自動車で上がってきた道をまたいだ向こう側

山に面してシンプルでも木肌を生かした風情のある露天風呂が設けられていました。

 

ここは良かったですよ。

特別豪華とかでは人ですが、居心地がよかった(ん?つかり心地かな・・・笑)

ついつい長湯しました。

 

食事は、部屋食じゃなかったですね。

ステーキがメインの懐石料理だったと思います。

おいしくいただきました。

 

岸権旅館では、石段、そしてキシゴンという名前が印象的なお宿でした。

風情がある温泉街でした