商社で働くオヤジのNOTE

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60歳のおやじが教えるテニス上達のヒント 11(バックボレー)

テニス、バックボレーの打ち方

バックボレー(ローボレーですね?)

 

フォアボレーは理解できましたか。簡単でしょ?!

 

グローブでキャッチするイメージを忘れないでください。自分から迎えに行かないでくださいね。

 

フォームに関することを書かなかったのは、書くと動けなくなる・・・

 

フォアボレーは簡単でした(難しく考えてほしくないので、こう書いてます)。では、バックボレーはどうなんでしょう。

 

バックボレーは、フォアボレーほど単純じゃないですが

やっぱり、難しく考える必要はないです。

 

まずはグリップ!

フォアボレーは、フォアハンドのグリップでも打てないこともありません(理想はバックハンドのグリップ)。軟式テニスのよう打てば、正面に来たボールにはめっぽう強くなりますが左右、何よりネットより下に来ると対処できなくなります。

 

バックボレーは、薄いバックハンドのグリップで打つ練習が必要です。

バックハンドのグリップで打つことが上達の第一歩です。

 

残念ですが手のひらの感覚で打てるフォアボレーのようにラケットを飛球線上に構えてキャッチボールのイメージ。ボールがグローブに入るのを待つだけでOK!とはいきません。

 

手の甲の側で打つため力が入りにくくなるので、少しですがスイングが必要です。

 

エイティング・ポジションから体を軽く左にひねります。ラケットだけを引くのではなく体を回します。

 

構えた姿勢から体を45度程度サッと回す印象です。ラケットは動いていません。これでバックスイングは完了です。

 

やってみましょう(イマジネーション)

ネットに向かって立っています。スプリットステップをして体を弾ませましょう。

 

あっ!ボールがバックハンド側に飛んできそうです。

まずは体を左にひねりながら(ラケットだけを回わすのは✖)・・・

 

ラケットは、そのままなので顔よりも後ろに行ってませんね!

これでバックスイングは終了。

 

ボールとの間合いを図って、グリップ(手の甲)をネット方向に出してください。

同時に右足をネット方向に踏み出せると更に良いです。(逆にするともっと良い)

 

ボールは、スイングの途中で当たります。

スイングの中にボールが当たるポイントがあります。

 

バックハンドボレーは、どうしても力が入らないのでスイングが必要になります。

でも注意は引きすぎないこと!コンパクトにサッと振る。

 

ポイントはフォアボレーのようにキャッチするのではなく、

スイングの途中で当てることです。

 

バックボレーは空手チョップ

 

ラケットは、正しいグリップをしていればフェイスは軽く上を向いているはずです。このまま(この表現が響くか不明ですが・・・)空手チョップ!手刀でボールを打つイメージです。 

 

打つ瞬間に左手を後ろに引くことで反動をつけるのも良い方法です。

 

色々工夫してみてください。ただし、長いスイングではなく、パシッ!と短いスイングの中に打点を見つけます。力加減は、打ち終わった後にグリップを握るイメージ。

 

これこそ、テニススクールが活きます!

球出しで色々やってみて自分に最適なイメージを見つけましょう

 

ボレーは、奥が深いです。

低い球を打つためのローボレーやその反対、ハイボレー、ワンバウンドした直後に打つ

ハーフボレーなどがありますが、いずれも今回の基本の延長線上。

 

フォアボレーは、振らない。待つ!

バックボレーは、体を少し回して(引きすぎない)グリップから前に小さなスイングの途中で打つ!

 

他のボレーは、機会があればまた記したいと思っています。

 

 

 

 

60歳のおやじが教えるテニス上達のヒント 10 (フォアボレー)

テニス フォアボレー


 

ここまで、フォアハンドストローク、そしてバックハンドストロークについて

書いてきました。今日はボレーについて書こうと思います。

 

これまでのストロークとは違ってスイングはありません。

ボレーは、タッチ!そう、ボレーは、タッチが良いと表現します。

 

> タッチ=さわる、触れる、手触り、感触(広辞苑

 

言葉の意味から見てもボレーには、動きの要素が乏しいことを理解してください。

フォアハンドやバックハンドがラケットを振り回すため、ボレーも振るものだと

誤解されている方を多く見かけます。

 

ではフォアボレーから!

 

ポイントは、フォアボレーは「スイングしたら負け!」と覚えてください。

一番わかりやすいのキャッチボールです。右手にグローブをはめてキャッチボールを

しているところを想像してください。実際にしてもOKですよ。

 

さあ、相手がこちらへボールを投げてきました。

あなたは、グローブでそれをキャッチします。

 

その時、グローブを振り回してボールをキャッチするでしょうか。

グローブを構えてボールが飛んできて、グローブに入るのを待っているはずです。

 

その意味ではタッチじゃなくキャッチですね!

ボレーは、ボールをキャチするそれだけです。

 

大切なことは「待つ!」ボールがグーローブに収まるまで待つのです。

ではグローブをラケットに変えてみましょう。

 

はっきり言って棒立ちでもOKです。

ネットの前で相手が放ったショットに対してラケットをその進路に出して

待つだけでよいのです。当てるだけの意識でOK。

 

強く打ってやろうとか!スライスをかけてやろうとか。

それはまだ先です。事実アメリカのマッケンローってご存知でしょうか?

 

ボレーの天才と言われていますが棒立ちで不通にラケットとにボールを

当てるだけのショットが多かったもんです。

 

なので難しく考えすぎないでほしいのです。

 

スクールや参考書には、ボールが来る前に体を45度右にひねって左足を前に踏み出しながらヒッティングなどと書くもんですから難しくなる。バックハンドは、手の甲側なので体を右にひねる必要がありますがフォアは、前を向いても打てます。

 

ただ、グリップの関係でキャッチする動作の中で勝手にやや右にひねる動作が生まれます。右にひねってから打つのはちょっと違うと思うのです。

 

大体がネットプレーなのでボールをノーバウンドでヒットしなければなりません。そんなに余裕がないのです。45度ひねって・・・など考えず。

 

まずは飛球線上(ボールが飛んでくるであろうポイント)にラケットを出して待つことが先です。あれこれ考えるようグローブでキャッチするように!

 

待って当てることができたら後は当たる瞬間にグリップをややネット方向に出すだけ!これで上級者ぽく見えますし、事実ボールは見違えるはずです。

 

・ボレーのコツは待つ!構えたら待ってください。

 

・大切なのでもう一度、構えたら待ってください!

 

最後にグリップについて説明します。フォアボレーが簡単であることを知ってもらいたくて面倒なグリップの話を後回しにしました。

 

実のところボレーは薄いグリップが良いといわれています。

時間的余裕のないネットプレーでは、バックハンドのグリップ(薄いグリプ)で構えることで、バックボレーも、フォアボレーもスマッシュさえも打つことが可能になるため、いちいちグリップチェンジする方法より有利にプレーができるからです。

 

ただ日本のトッププロの中には、やや厚いグリップ(フォアハンドとバックハンドの中間ぐらいのグリップ)でフォアボレーをする選手もいます。

 

あなたにとって良い方法見つけましょう!

 

フォアハンドボレーのコツは待つことに尽きます。

 

  

 

60歳のおやじが教えるテニス上達のヒント 9 (バックハンド・グリップ)

テニスのシングル、バックハンドの打ち方

テニス バックハンド

こんにちは!

昨日は、フォアハンドのスイングを記しました。

家族に読んでもらうと「分からん・・」と言われました。そうですよね(涙)

 

確かに文章だけではわかりずらいですかね。

でもね、例えばテニスの参考書や雑誌のような分解写真を見て、テイクバックからバッ

クスイング、フォワードスイング、ヒッティングポイント、フォロースルーなんていち

いち説明してたら、逆にわからんと思います。

 

スイングは一連の流れです。

その一瞬一瞬を解説しても流れが止まり、けして上手くいかないと思っています。

 

ポイントは、ヒッティングポイントをいかに再現、作るかです!

分かりにくいと思いますが、ラケットを持ちながら文字を追いイメージして欲しいので

す。イメージはすごく大切!なのででんでん太鼓を忘れないでください。

 

さて、前置きが長くなりました。

今回は、バックハンドですが、まずは、グリップの説明から行きましょう。

 

そうそう!その前に・・・

私はオヤジなのでシングルハンドです。

シングルハンドの利点はリーチの長さ。Wハンドはどうしても走る距離が長くなります。親父にとってはいかに楽できるかが大切。ということで独断ですがシングルハンドのみ説明します。

 

シングルのバックハンドでも、昔はドライブと行ってた(笑)スピンも、スライスもフラット的な打ち方も可能です。自由自在です。なれると面白いですよ。

ただグリップは、スピンとスライスでは、やや違います。

 

1)まずはスピンから。

私は、親指と人刺し指でできるV字がグリップを上から見た4つの線の

一番、左まで回します。親指の右の腹で押すように持っています。

 

何より重要なのが手首の角度。すごく大切です。

 まずは、実際に構えてヒッティングポイントを作ってみましょう。

一番力が入るところ、ネットに向かって踏み出した右足の更に前になりませんか?

 

ラケットのフェイスは、地面と垂直になるようしてください。

 

この時に違和感なくグリップできてボールの衝撃に負けないようにできてればばOK。しっかりボールをとらえられれば大丈夫です。

 

で、この時。腕は右御斜め前に出ていますがラケットフェイスは、ネットに対して平行になっているはずなので、こちらから見ると150~度ぐらいの角度が付いてるはずです。この角度が絶対大切!

 

そして、もう一つのポイントは、右肩!

ネットにに向かって垂直90度ぐらいになってればOKです。

 

シングル・バックハンドの特徴はココからです。

実際にラケットを持ってもらうと分かりやすいですが、ヒッティングポイントから。

右肩を支点にしてラケットを左腰(ポケットのあたり)まで引いてください。

 

これでバックススイングが完了です。

次に、打ってみましょう!右肩の支点はそのまま、変わらず。体幹を意識して

軽く腰を右に切る!肩の位置はそのまま、絶対に動かさないこと。

 

ヒッティングポイントのグリップのまま右手の甲をネットに向けて

ボールを追いかけるように。伸ばしていきましょう。

 

そして右胸が張るまで伸ばし切りましょう。

右腕が右肩と平行より上に振り切ります。

 

スピンなのでボールをこすり上げる(持ちあげる)意識必要です。

スイングは、フォアハンドでも説明した「でんでん太鼓」腕で打つ意識ではなく

バックスイングから右肩支点(固定)で最後までスピーディーに振り切ります。

 

バックスイングでのラケット・フェァイスの向きなど工夫して打ち抜いてください。

スピンだからとこすりすぎると飛びません。ネット方向に押すようにこする意識が

必要です。

 

 

2)次に基本のスライス

先ほどバックハンドの位置を左腰のポケットから、右肩のあたりに変更してください。

そして、体幹重視でそのままヒッティングゾーンに向けて振るだけです。

 

ボールを打ちぬいてください。フォロースルは右肩より下を通ってやや上に振るイメー

ジです。フォローで右手甲が上を向いていればスライスがかかっているはずです。

 

右下に振りぬけば直線的な攻撃的スライスで浅めのボールになります。

やや右上に振りぬけば、相手コートの深い部分。ベースラインまで飛ばせるため

ラリーに最適です。

 

どうでしょうか?

言葉で説明すると面倒そうですが、右肩支点で動かさない!が一番大切ですよ。

そして、腕で打つのではなく、体で振りぬきましょう。

 

 

色々な考え方があるのですが、

60歳のおやじが教えるテニス上達のヒント 8 (フォアハンド・スイング)

テニスは体幹!

でんでん太鼓

 

前回は、グリップから、ヒッテング、フォロースルーまで記しました。

今日はバックススイングからを付け加えたいと思います。

 

その前に!スイング基本を話したいと思います。

それは、写真の「でんでん太鼓」太鼓をポンポン、ポンと鳴らし続けるためには軸を

安定させて回すことが求められます。軸がぶれると、上手く音はならなくなります。

いうなれば、軸は「体」で、紐は「手」、丸いばちの部分は「グリップ」です。

 

そして、太鼓を勢いよく鳴らすには、紐をピンと張ったまま勢いよく回すことが必要で

す。紐の部分が針金だったらどうでしょう!鳴るわけないですよね。

 

そう、腕は紐のように脱力しておくことがポイントなんです。

そして、手の角度!甲側に追ったグリップのまま、体幹を中心に腰を切ってヒッティン

グすれば驚くようなボールが出ます。

 

説明していなかったバックスイングを説明します。

イメージしてください。

 

ベースラインで構えて待っています。

相手が今まさにヒッティングしようとしています。そして・・・

ボールがネットを超える前にフォアサイドに来ることが分かりました。

 

まず、右足を軽くサイドに一歩踏み出すと同時に体は、斜め45度日ひねると同時に

ラケットヘッドはすでに後ろに引かれて散るはずです。

手の甲は折れていますね!

 

そして左肩越しにボールを見るように肩を入れていきましょう。

バックススイングは、考えなくてよいのです。

すでに、できています。

 

あとは体幹のまま脱力!

コツは左腰を止めて右腰を回していく!

ここで腕で打ちにいかない

 

腰を回しているとグリップが先行していきなり・・・急激にヘッドが反って来ます。

そして、体が止まるとラケットが体を押し越していくのです。

 

スローで見る(やってみてください)と、見事にラケットの先端が円を描いて体の反対

側に回っていくのが分かります。腕で回すわけではありません。

あくまで勝手に!オートマチックに動いていくのです。

 

フォアはこれだけです。

何度も、何度もコツや理屈が分かるまでやってみてください。

まずが素振り!

 

自分が「でんでん太鼓」になったようにして腕は脱力。

右の腰を打球方向に切りながら、左のおしりを引く!

 

やってみてください!

 

この「でんでん太鼓」視点を、説明している解説を私は見たことがありません(あるの

なら、すいません)体幹に沿って脱力するだけ。

けして、腕で振ってはいけません。

 

さあ。イメージしたらスクールの球出しで試してみてください。

その前には、十分素振りが必要です。

楽しみましょう!

60歳のおやじが教えるテニス上達のヒント 7 (フォアハンド)

テニス フォアハンド

 

今回のテニス論は、あくまでオヤジのためのオヤジのテニス理論です。

若かったころスケアに引いてスケアに振るという基本でプレーした世代の

オヤジが一気に、今のテニスに追いつくためのる理屈です。

 

なのでグリップもウエスタンではありません。

いうならセミエスタンです。

 

イースタンで慣れた世代がウエスタンでボールを打つなど考えられないからです。

ということで前回まで何度もグリップの話をして申し訳ないです。

早くスイング!というのも分かります。

 

グリップが分かれば後はそれほどでもないのでもう一度だけグリップ

言わしてください!

 

グリップを握る際にできおる親指と人差し指のV字の件上から見て

少しでも良いのでラケットを左に回し、少なくともグリップの上の日本の線の

右側になるように握りなおしてください。

 

そして、7回目にして肝の話をします。

ここが分かれば後は何の問題もないので理解するようお願いします。

 

要は、角度です!

 

一旦、グリップは忘れてください。

手を前に伸ばして手の甲を手前に追ってください。腕立て伏せするときの手の状況で

す。手の甲が折れかえっている状況です。

 

これ、すごく重要です(実はゴルフもするのですがそのコツもコレ!)

はい!この折れた状態でグリップしてほしいんです。

掌でラケットのフェイスを押せる状態にしてください

イースタンとの違いは判りますよね?!

 

テニス グリップ



下手な絵で申し訳ないです。

手首の角度だけでもわかってもらえると助かります。

 

では、そのまま立ちあがってフォアハンド打つような体制をとってください。

そのまま手だけではなく、ラケットが地面と垂直になるところまで打球方向

に腰を回して下さい。

 

打球方向に最も力が入るポイントになっていますか?

向こうから押されても踏ん張れるようなポイントになっていればOKです。

 

そのポジションを忘れないで下さい。

そこから腕ではなく、またまた腰を左に回して(おしりの右側を前に、左側を後ろに引

くようなイメージ)いくと、勝手にラケットは下を向き始めます。

そして、体が回らなくなったら、腕をそのままの高さで左に回していくと

体の左側に回っていくはずです。

 

これがヒッテティングポイントからフロースルーまでの一連の流れになります。

今は、ラケットの軌道を理解するためにゆっくり回しましたが、

ラケットが勢いよく回っていると体が止まると、勝手にラケットは左に回って止まりま

す。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

60歳のおやじが教えるテニス上達のヒント 6 (フォアハンド・グリップ2)

テニス フォアハンドストローク

 

今日は、まじめに技術論を書いていきたいと思うもう一度、グリップについて記しておきたい。

 

グリップは非常に誤解が多い。以前にも書いたが、昔のグリップの説明は

① 左手でグリップのスロート部分を持つ

② ラケットのファイスが地面に垂直になるようにして

③ 右手の掌をラケットのフェイスにピタッと付けて

④ 掌を付けたま、グリップまでおろしてきて

⑤ 握手するように握る

 

これがイースタングリップと言われるものです。すると、親指と人差し指で作られるV字がラケットの8角形の上から見える2本線の真ん中に来るのが基本になります。

 

テニスのグリップの考え方

イースタングリップ


 

これ写真が悪くてシャフトが見えていないけど、シャフトは地面と垂直なままです。水平に引いて水平に打つ!昔の優雅なテニス向きのグリップです。

 

これだと掌がラケットのフェイスをささえることができず、強い球には非常に非力。

 

私は、何十年も前のこのグリップで意気揚々とスクールに出向いてコテンパンな目にあ

った訳です(笑)

 

このグリップは水平に打つのに適しているわけで、スピンの効いた重い球を打つのには適していなかった。でも今更、ラケットを下において上から握るようなウエスタン・グリップで打球など絶対無理だとも分かったいた。

 

エスタングリップで今までの打点にするとラケットは思いっきり下を向いてしまいとてもちゃんと飛ぶようには考えられない。

 

途方に暮れましたね・・・どうやってテニススクールの若造を見返せるかと・・・で、久ぶりに読んだテニスマガジン!

 

錦織選手をはじめ、ナダルジョコビッチその他、多くの選手が厚いグリップで私のような昔の人間からしたらあり得ないスイングで

ブンブン振り回している。

 

でもいたんです!コレや!というお手本にすべき選手が!

そう、フェデラーです。(ハイ・・バカじゃないの?!と思いましたね)

 

彼はセミエスタンです。語弊なく言うと限りなくイースタンに近いグリップです。でもウエスタンのように手の掌で面を支えているんです。

  

これなら行ける?

 

無謀な思いから彼のありとあらゆる動画や写真を見まくりました。暇人です!

本当に華麗なプレーです。ますます憧れが積もります。私の加齢なテニスとはまったく

違います。しゃれはともかく・・・

 

もちろん彼のようなプレーは無理ですが打球のエッセンスは分かってきました。同じようなスイングは私にもあなたにも可能です。

 

これをどのように説明していこうか・・・ここまで書いてきて凄く悩んでます。zなりの解釈で記していこうと思います。よろしくお願いします。

 

まずは、今日書いたグリップだ打点!今風に言うならヒッティングポイントがキーです。お楽しみに!

 

あくまでも定年のおっさんの理論なのでバカにしてもよいけど、

批判は無しでお願いしますよ!

 

60歳のおやじが教えるテニス上達のヒント 5 (ラケットの思い出)

 

テニス ラケット

 

前回、オヤジ的なイースタン・グリップ!そう握手するように握る

昔のスタンダードです。

 

水平スイングなので

 

ラケットの面に掌を付けてグリップまで引き寄せて握手するように

握るこのグリップがこの時代では、スタンダードだったんですよ。

 

本当に水平に引いて水平に振る!これが基本でしたからねー

今とは天と地ほども違う理屈です。

 

でもこれって昔の木製のラケットでは仕方なかったですね。

ラケットの性能上、効率的な振り!だったんですね。

 

それが、忘れもしないヨネックスの薄いグリーンのメタル製のラケットや

何といってもヤマハのカーボンや、川崎のルーラーとかグラファイトが出始めても

まだまだフタバヤのハイショットとかウイングショットなどという、名器。

川崎のオールマンとか、ヨネックスのカーボネックスもよかった!

 

海外製も、もちろん木製です。

ウイルソンのプロスタッフ・シリーズや、イギリスのスラセンジャーにダンロップ

マックスフライ・・・ドネーとかね。

 

ドネーといえばボルグを思い出す。

このドネーなんてボルグの両手バックのためにグリップがすごく長くて新鮮だった。

金髪+ロン毛で、ななんと、そこにイタリアのフィラ!を着ていた。

 

カッコよかったなぁー!

ドネーはそうでもなかったけど、フィラはかっこよすぎて・・・

ほしかったけど高い!いや高すぎやろ!

今でこそ、そうでもないけどそのころのフィラは格別の高級品でした。

ジャケットのデザインにもあこがれた!

しかも今のテニスに通ずるトプスピンを厚いグリップで打ちまくってた!

ほんと規格外やったね

 

規格外???

あっ!ドネーが出たので飛ばしてしまった!

コナーズを忘れてはだめです。コナーズはウッド全盛の時代にスチールラケット

ウイルソンT2000というフレームにワイヤーを巻き付けた独特なラケットを使っていま

した。

 

コナーズのテニスも型破り!

虫よけじゃないですよ(笑)

 

セミエスタン的なグリップからフラット的なドライブをライジングでたたく!!

そして、バックも両手打ち!この時、初めて両手打ちを知りました。

衝撃でしたよ!バックハンドの両手はここで市民権を受けたんじゃないかな?

いずれにしろコナーズの超早い展開には誰もついていけない!

スピードテニスの幕開け!

 

そうそう・・今でも思い出すのは、水平スイングの代表!

オーストラリアのローズウォールとコナーズが戦ったウインブルドンの決勝!

 

ローズウォオールは、本当にキレイ!優雅な絵にかいたような流れるような

フォームで私の憧れでした。片手バックのスライスは絶品でした!美しい!

そして強かった・・・

でも、。4大大会のうち、このウインブルドンだけは優勝がなかった!

 

前日、アメリカのスミス(今でも人気のアディダスのスタンスミスはこの人が使用した

もの)とフルセットで決勝に勝ち上がり、年齢的にも最後の優勝のチャンスだった!

 

が、粉砕・・・

もう相手にならない。スピード感が違いすぎた。ライジングでフォアサイド、バックサ

イドどこからもフラット系のスピードにのった弾道で突き刺さるように帰ってくる。

凄かった・・・・ローズウォール、なすすべなくストレートで敗退。

コートに片膝ついてうなだれる彼を見るとは思わなかった。

 

テニスがこの時点から変わり始めた

で、このコナーズを破ったのがボルグ!幾多の名勝負を繰り返しながら

最初こそコナーズが勝っていたけど最後の方はボルグが勝ち越してたと思います。

 

で、そこに台頭してきたのが悪童マッケンロー!

ウイルソンのジャッククレマーオートグラフっていうシャフトに菱形の模様が入った木

製のラケットで、天才的な感覚でテニスをするんですね。

なんでもかんでも前に詰めてくる。天才的なタッチのボレーは、異感覚??

まねできない・・

 

あとレンドルとか・・・ああ・・・この辺でやめます。

 

ラケットの話がいつの間にかプレーヤーの話になってしまい。

一人で盛り上がってしまった。

ということで、書こうとしたグリップの追加の話は、また次回!

 

60歳のおやじが教えるテニス上達のヒント 4 (フォアハンド・グリップ1)

テニスをある意味なめていた私が、軽く見ていたテニススクールで打ちのめされること

になったことは前回記しました。

 

テニススクールは、どう使うかが大切だと分かったのです。

単に通うだけでは上手くなりません。

 

やはり、課題を持って挑まねばならないのです!

それだけでかなり違ってくるはずです。実は恥ずかしながら私がそうなんです。

 

これまでのテニスを捨て去りました。

捨て去るといっても大した内容ではないのですが(笑)

 

まず、グリップ・・・これは苦労しました。

何十年もの間、使ってきたイースタングリップを変えるところから始めたのです。

苦労しましたよ?!

 

とはいえ、軟式のウエスタングリップみたいな厚いグリップは無理でした。スイングが

小さくなり、打ったとたんに目の前をコロコロと転がっていく様を見ると笑いがでま

す。こりゃ「はじめてのクラス」やな・・・っと自虐してしまうほど。

 

テニスのグリップ

グリップ

結果的に少し右へとズレ対地に落ち着きました。これって平面で記しているので分かり

づらいのですがグリップを上か掌で包むようにして握ると、これだけの違いでかなり違

ってくるんです。

 

イースタンで握るとラケットの面は体の前でほぼまっすぐ垂直ですが、少しグリップを

右に回すだけでラケットの面は45度と言ってよいほど下を向きます。

 

このグリップに苦労したことが後で一気に逆転できるようになったのです。

実はグリップだけを直しても意味がないんです。

 

スイングをどうするか!そこがないとグリップだけ変えようとしても無理。

グリップを厚くしようと苦労した、時間をかけたことが正解でした。

 

グリップを厚くしたからではなく、厚くして打てるスイング、フォームを作ったから

グリップをチェンジできたんです。

 

グリップ変えただけでフォームは変わりません(笑)

そんなもんなんですよ。

 

いやあ前置きが長くなりましたね。

次回から色々技術的なこと記していきたいと思います。

 

文章でどこまで伝わるかわかりませんが、絶対に有効なポイントをお話をしていきます

ので期待してくださいね。では!

 

60歳のおやじが教えるテニス上達のヒント 3

 

テニスについて

 

自信をもって臨んだテニススクール!

レベル判断のお試しの授業で中上級の許可が出てウキウキと出かけたまでは良かった!

 

中上級の指定されたコートに行ってちょっと驚いた!

あれっ!初中級とは雰囲気が違うんです。バリバリにテニスをヤッテルでーって感じが

満々のスクール生が何人も・・・みんな独特の雰囲気を持ってます。

ちょっとイヤな感じ?それから女性は数えるほどで若い子が多い。

 

あの楽しかった初中級のクラスとは大違い。

私を値踏みするような目で見て・・・まあ、黙ってるのもアレなんで軽く挨拶してみて

も反応ありません。

 

なんだか嫌なクラスだなーっていうのが第一印象。

これが当たることになるのです!そして、このクラスでの体験が改めてテニスにのめり

こむきっかけを作ってくれるのでした。

 

今思うと私も時代遅れのラケットに昔のウェアでおっさんです

このおっさん中上級で大丈夫かって感じです。

 

結論から言いましょう!

はっきり言って叩きのめされました・・・

昔やってたというプライドなどまったく無意味。完膚なきまでの敗北感。

来た時のワクワクした感じから一転「まいったなー」っていうところ。

 

最初は、球出しからです。

コーチが前からボールを代わる代わる出してくるのをフォアハンドで、バックハンドで

打ち返していくのです。ウオーミングアップ的な感じです。

 

で、スクール生というと・・・

何なの?というほどブンブンとラケットを振り回して剛速球のような球を打つわけです

よ。すごい迫力です。そんなに振り回すテニスって・・・

 

そうなんです。

私の知ってるテニスは、まっすぐ引いて、まっすぐに出していく!ボールを押すように

して打つテニスです。こんなに引っぱたくようなテニスではありませんでした。

 

1. 私のテニス

ボールの高さにグリップエンドを合わせて水平に引く

ボールを押すようにして打球方向にラケットを出していく

で、なによりグリップはイースタン(しかも私は、それよりやや薄かった)

 

2. そこで目撃したテニス

バックスイングが低くて、引く幅が少ない

目で追えないほど速いスピードでボールをつぶすようにヒット

フォローが短く体に巻き付くよう・・・フリップが厚い!

 

まったく違うテニスがそこにありました。

ラリーに移ると、どうしようもない。ボールが速いしスピンが強烈にかかっているので

重くて普通に押し返そうとしたらラケット弾かれます。

 

体重を前にかけることもできず常に押し込まれて後ろにそり返るようになってしまいま

す。返せないこともあった。ラリーの相手からは、バカにしたような態度も取られ自尊

心など木っ端みじん!あああ思い出すと今でも身がすくむ思いです。

 

そのうちラケットを短めに持ち、手首を固定してバックスイングを短くして合わせるよ

うにしてフラットに押すようにして何とか対応しました。これは、これで技術です(笑)

でも後半腕が痛くなってきます。

 

上達も、楽しむでもないテニスがそこにありました。

どうやって時間が過ぎたかわかりません。これ以上ない孤独感でいっぱいでした。

でも、下のクラスに下げてくれというのも嫌だし、1週間後も出席しました。

 

今度は、前回いなかったクラスのボスのような奴がいて睨みつけてくるのです。

ボレーボレーで当たった時も態度悪いんです。まともにしなというか。明らかな嫌がら

せ的なプレーもありました、コーチも何も言いません。

 

こんな状態で5回ほど参加して、行くのが楽しくも何ともなく、

仕事の休みが変わったということでクラスの変更を願い出ました。しかも中上級から中

級にダウンさせました。

 

ここで気持ちが燃えたのです!

今のテニスに対抗できる技術を習得しなければというものです!

今回、打ちのめされて撤退しましたが、捲土重来!対抗できるだけの技術力を持って再

度挑戦してやろうと思ったのです。

 

まずやったことは、スクールというものをどう使うかの意識改革です。

最初のころにも書きましたが、通うだけの受け身でいても上手くなれない。課題を見つけてスクールで試すという使い方が有効なのです。

 

そこで、次回からは実際の技術的な側面からどういう形で昔のテニスから現代のテニス

に対応できるようにして行けたのか記していきたいと思います。

もしよろしければ参考にしてみてください。

 

60歳のおやじが教えるテニス上達のヒント 2

 テニス おやじ

 

このページは、私がテニスのヒントを書くことにした経緯を書いています!技術的なところに興味があれば、後述するページを見てくださいね。

 

25年間もテニスをしなかったのは

上手くなりたいと思わなかったからです。いつでも打てる!

という妙な自信です(笑)バカですねー

 

で、あるきっかけでもう一度テニスに向き合うことになるんです。

中年になってメタボ気味!一週間に一度は汗をかく運動が必要と言われたことです。

残念ながらゴルフではそんなに汗はかきません。

 

でも25年もテニスを離れていたのでテニスの相手をしてくれる人がいません。

しかたなく・・・スクールの門をたたくことになりました。

 

自分は上級者だけど・・・まあ健康管理のためだから!などなど

色々な理由を付けてお試しレッスンから申し込みました。

 

受付では当然、レベルの話になります。

「昔は、やってましたが結構離れてて・・・まあ中級ぐらいから」

などと話していると「いきなり中級は無理です」と言われ、レベルは、コーチが判断

することになりました。

 

で、初中級クラスでお試しです!

いやー久しぶりのテニスコート。ワクワクしましたね。で何より、若い女の子が多いん

ですよ。鼻の下をのばしながら、かなりだらしないオヤジ状態になってたと・・・恥

 

とはいえ初中級ですから、いくら25年離れていても自転車やスキーのように、

勘は戻るものでスグに打てはじめました。おばさんからは「うまいねー」などと

言われ気分よくプレーできました。

 

こんなに楽しいんならもっと早くやっときゃ良かった。

変なプライドでスクールなんか・・・!と思っていたのが嘘のようです。

で、やはりコートを走る、そう体を動かすことが楽しかったですね。

 

その上、スクール終わりにコーチからのクラス判定で「お上手ですね!」

中級でも中上級でも大丈夫だと思います。

上級は?と思いながら内心 ”まあ、久しぶりなので・・・いいか?!”

 

ということで中上級のレッスンを受けることになりました。

はい!もう自信満々です。

 

で・・・次回「中上級クラス」に参加したのです。

どうだったと思います。